毎年青森県の冬の生活を悩ますのが、雪。とりわけ青森市は、全国の都道府県庁所在地の中で、降雪量が最も多く、積雪が最も深い都市であり、また、世界の人口30万以上の都市すべてと比較しても、世界一の豪雪都市であるともいわれています。
渡辺板金は、ここ青森に根を張る建築板金業者として、永年にわたり屋根に降り積もる雪がもたらす問題について取り組んでおり、県内にお住いの皆様に安心して冬をお過ごしいただけるよう、努めてまいります。
雪庇対策

雪庇とは、屋根からはみ出した雪のかたまり。放っておくと、雪が降るたびに大きく成長し、やがて自重で落下して、下にいる人や物に危害を加えます。また、屋根がその重みに耐えきれず、変形してしまうこともあります。これを防ぐために、屋根の形状や仕組みを工夫した、さまざまな工法が開発されています。
融雪屋根
屋根の雪を常時ヒーターで融かして、雪庇の形成を防ぎます。建物の構造や環境によって、適切な方式を選択します。
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電気式
屋根にとりつけた電熱ヒーターで雪を融かす。東北電力の融雪電力契約を利用すると、通常のおよそ1/3程度の料金で電力をまかなうことができる。
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温水式
ボイラーから屋根まで配管し、温水を引いて融雪する。
無落雪屋根
三角屋根のように勾配をきつくして雪を自然に落下しやすくする形状の場合、突然の落雪や屋根の上での転落などで事故が起こりやすいため、現在では、逆に雪が落ちにくい構造にした無落雪屋根が主流になっています。
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ルーフフラット方式
屋根を平らにして、雪が落ちないようにしたもの。
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雪止め構造
屋根に雪をひっかけるような部材を取り付けたもの。
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スノーダクトドレン方式
ルーフフラット方式や雪止め構造の場合、雪が屋根の上にたまって建物に負荷がかかり、きしんだりゆがんだりする可能性がある。スノーダクトドレン方式は、これを防ぐため、屋根に樋を施設して屋内からの地熱で樋の雪を融かして流す工法。津軽地方など、特に雪深い地域でおすすめ。
雪おろし
屋根の雪下ろしは重労働であるとともに大変危険な作業です。特に高齢者の方や女性だけでは困難を極め、毎年雪おろしでの事故が後を絶ちません。渡辺板金では、屋上作業に慣れたスタッフと専用機材を導入して、安全・確実な雪おろしを行っております。お気軽にご利用ください。

- 時間…9:00~16:00
- 作業員1人につき¥15,000(税別)高所作業のため、2人以上での作業となります。
- 4トンダンプ…¥30,000
- 除雪機…¥30,000